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テーブルの上の琥珀色の幸福―秋葉原 デ・ドレ醸造所 [東京都]

「ベルギーの鬼才」と呼ばれるのがビール醸造で有名なフランダースのデ・ドレ・ブルワーズ(醸造所)です。そのデ・ドレ醸造所が世界で初めて、秋葉原 UDXに海外店舗『ウルビアマン』をオープンしました。

本場ベルギーを除けば世界でここにしかない、貴重なお店が秋葉原にオープンしたわけです。
秋葉原は日本のサブカルチャーの発信地でもありますが、最近はこういった形で国際的な面も持ち合わせ始めているようですね。

話を戻して。
『ウルビアマン』とは、この醸造所に棲むという酵母の名前で、愛らしいイラストでお店のシンボルともなっています。

ベルギーのデ・ドレ醸造所が造られたのは1980年頃、地元産のビールが大量生産の工場に押されて衰退していた時期でした。元々は医師や弁護士、建築家といったエリート一家の3兄弟が、周囲の反対を押し切ってビール醸造を始めたのがデ・ドレ醸造所というわけです。

デ・ドレ醸造所はベルギーの西フランダース州で小規模な家族経営を営んでいます。週末になると、この小さな醸造所には世界各地から醸造家が見学に訪れるそうです。世界最高といわれるクラフトビールのブリュードッグのオーナーも、この醸造所を訪れて感銘を受けたと伝えられています。

『ウルビアマン』ではデ・ドレ醸造所が作る「アラビア」や「ウルビア」など苦みのあるホップが特徴のビールを飲むことができます。ほかにもイースターのための希少なビール「ボクスン」、個性的な「スティル・ナハト」などが愉しめます。みなさんも、ぜひ一度ご賞味ください。

それにしても、テーブルの上に置かれた琥珀色のビールが入ったジョッキやグラスを想像するだけで、喉が勝手にあの味を思い出してゴクリと鳴ります。
クラフトビールに合うソーセージやチーズ系のおつまみを大きなテーブルいっぱいに並べて、夏の夜にパーティーを開きたくなりますよね。

テーブルの周りには気の置けない仲間たちがいて、それぞれ思い思いに飲んで楽しみ――若い頃のように、酔っていつの間にかテーブルの下やテーブルに突っ伏してのゴロ寝、なんてのはさすがにもうしないでしょうが(笑)、でも、そんなのもたまには良いもの。

今日は一人で小さなテーブルに座っての夕食ですが、近いうちに、あの旨いクラフトビールを友人たちと一緒に楽しむ予定です。

あ、その前に、秋葉原の『ウルビアマン』に行って、秋葉原とビールの両方を堪能してきてみてもいいかな。秋葉原には久しぶりに行くので、とても楽しみです。



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