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豊島屋本店 [東京都]

知る人ぞ知る豊島屋本店。

東京のど真ん中にこんなところがあるなんて・・・。

創業が慶長元年ということですから、400年以上もやっているなんて、我々凡人には想像もつきません。

「東京で3代、100年以上、同業で盛業中」という条件を満たす店舗から構成される「東都のれん会」の会員で、歴史的には虎屋や榮太樓、山本山とも肩を並べる老舗なのです。

豊島屋は江戸時代には白酒の元祖として有名で、「山なれば富士、白酒なれば豊島屋」と詠われるほどの存在だったそうです。

白酒は甘いお米のリキュールで、女性受けを確信した初代豊島屋さんが、桃の節句前にキャンペーンをはったところ、爆発的に売れ、女性を中心に拡散していったようです。

ですから、桃の節句に白酒を飲む風習をつくったのは、豊島屋なんですね。

今は、清酒「金婚」をはじめとする日本酒や、みりん、醤油なども扱っているそうです。

私は時代劇が好きで、雛祭りで女の子たちが白酒を飲んでいるシーンを観たことが何度かありますが、あれが豊島屋さんが作ったものだと思うと、感慨深いものがあります。

豊島屋本店へのアクセスは、東京メトロ半蔵門線・都営三田線・新宿線の神保町駅から徒歩5分、JRの御茶ノ水駅から徒歩8分、東京メトロ千代田線の新御茶ノ水駅から徒歩10分のところにあります。
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